専門分野に特化するメリット

行政書士事務所を開業するときに、何らかの専門分野を選び、その分野だけに特化して、開業するという方法があります。

この方法のメリットは、何といっても仕事がとりやすいということです。特に、都市部の行政書士数が多い地域で開業する場合は、この方法が推奨されることが多いようです。

一般に、何らかのニーズがあり、(行政書士に限らず)何らかの業者を探す人は、そのニーズに特化した業者を選択しやすいものです。

例えば、飲食業を開業しようとしている人が、飲食店の許認可業務をしている行政書士を、インターネットなどで探していると考えてみましょう。

この人が、「各種許認可、相続、入管、離婚、成年後見」等々を幅広く扱っている行政書士Aのホームページと、「当事務所は許認可専門!それも飲食店許認可のプロです!」と宣伝している行政書士Bのホームページを見つけたとしたら、おそらく8割方、B行政書士を選ぶでしょう。

なぜなら、この人は、「行政書士資格のある人」を探しているのではなく、「許認可のプロ」を探しているからです。そもそも、許認可の申請は、行政書士に頼まなくても、この人が自分でできないことはないのです。しかし、面倒な事務仕事を避け、スムーズに、確実に、許可を取ってもらうために、行政書士に仕事を依頼しようとしているわけです。ですから、B行政書士の方が、そうした人のニーズに訴求しやすいのです。

もし、この人が、それでもA行政書士を選ぶとすれば、それは「A行政書士の方が料金が破格に安い」「A行政書士の事務所が、開業しようとしている飲食店の至近距離にある」「A行政書士と、個人的な知り合いである」などの、付随的な理由のためでしょう。そして、そうした付随的理由は、なかなか出てくるものではありません。

また、専門特化すればするほど、業務に関する勉強はしやすくなります。あれもこれもと数多い分野を扱っていると、どうしても法改正や制度の変化についていけなくなりがちです。しかし、専門特化してしまえば、その行政書士が最低限網羅すべき分野が限られるため、業務関連の知識が洗い替えしやすいのです。





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