基本的な業務知識をつけておく

さて、行政書士試験に合格しても、行政書士業務については全くの素人である人は多いものです。でも、「最初はみんな素人だよね」という言葉は、行政書士同士の会話では成り立つものであっても、お客さんに対しての言い訳にはなりません。

行政書士の扱う書類は、基本的には、知識と時間さえあれば、お客さんが自分で作成できてしまうものです。

一般の人がこれから起業しようとする場合、会社設立の書類は、自分で作成することができます。会社の業務の許認可更新の手続き書類も、社内の事務職の人が作ることができます。こうした書類は、本を読んだり、ネットで調べたりすれば、自分でできてしまうのです。

そのような書類を、わざわざお金を支払って、行政書士に依頼しようとする人は、どのようなメリットを求めているのでしょうか?

まず、そこそこのお金を持っているけれど、時間がない人が想定されます。自分で書類を作成しようとすれば、結構な時間がとられます。一見、簡単に見える書類でも、やってみると、一筋縄ではいかなかったりします。

また、自分で何とか書類作成はできたけれど、「何か足りない点があるかもしれない」「後になって、問題点が出てきたらどうしよう」と不安になり、「やっぱりプロにやってもらおう」と思って、行政書士事務所に駆け込むこともあるでしょう。

このようなお客さんは、行政書士に、スピードと専門性を求めます。

ですから、仕事を依頼したものの、2週間も1ヶ月も放っておかれれば、依頼を取り下げるかもしれません。また、いろいろと質問しても、しどろもどろの返答しか返ってこなければ、そのお客さんは二度とその行政書士を利用しようと思わないでしょう。

ですから、行政書士事務所を開業するときは、自分が看板にかかげた業務については、いつ仕事がきても大丈夫であるように、準備をしておく必要があります。まちがっても「仕事がきてから勉強しよう」などと思っていてはいけません。





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